バイオディーゼル (食用油から生まれた燃料)
大気汚染・省エネルギー・ゴミ問題・健康・・・一石数鳥のBDF
BDFとは「バイオディーゼル」のことです。
そして私たちの北海道にこの取り組みを事業化した素晴らしい人物がいます。
この人は、「有限会社どりーむ」の前田社長です。前田社長は、主に飲食店で困っている汚水処理や生ゴミ処理を見て、「環境の観点からなんとか出来ないだろうか」そう考え、実際に事業化に成功した人物です。
現在、廃棄物の中でも、「廃食用油」を回収し、バイオディーゼル燃料(BDF)として生まれ変わらせ再生販売に取り組んでいらっしゃいます。
バイオディーゼル燃料とは
バイオディーゼル燃料には、次のような特長があります
CO2排出がゼロカウント〜地球温暖化防止効果
黒煙排出量は約1/10以下に低減
硫黄酸化物=酸性雨の原因 排出量は約1/100以下に低減
植物由来の原料のため、脱化石燃料による省エネルギー実現
廃油ゴミの減量化
簡単にあげただけでも環境に対するメリットが次々と出て参ります。
現在 国内では排出される廃食用油の約8割が未回収のまま、凝固剤で固めるなどの形をとって燃えるゴミとして 新たに生かされることなく処分されていたり、そのまま排水に捨てられてしまうケースさえ未解決の状態です。
今回 取り上げた事業化への取り組みは、ぜひ道民の大きな輪へと広げていくべきではないでしょうか。
環境経済への情熱
バイオディーゼル燃料の事業化に成功した有限会社どりーむ 前田社長のここまで至る間の 日夜のご苦労は恐らく 相当なものがあったと容易に予測できます。
「何が、環境に良いのか」という知識はもちろん重要です。そして、それを知ることには、それほどの努力は要りません。 しかし実際に社会に影響を与えていける、ビジネスモデルとして、経済的な側面からも成り立たせ、事業化し普及させて行くことは困難の連続です。実際 私たち取材班も 知識・アイデアの領域から事業化へ向かうにあたり 多くの挫折していった方々にも出会っています。
札幌にあるこの会社のチャレンジは とどまることを知りません。、現在もこの優れた技術をさらに向上させて行くために、日夜、研究を繰り返され、「1日が24時間では足りなく、1日48時間欲しいくらいです。」と、ご多忙の中にもお時間を作って 取材を受けて下さった 前田社長の瞳の奥に、将来の本当の意味での「豊かな社会作り」を見つめる 輝く光を見逃しませんでした。
今後、エコネット北海道も、このBDF普及をさらに、北海道の美しい環境のために、環境経済創造のために、道民の皆様方と共に広げていきたいと強く感じております。
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